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일본 동화

일본동화 (しろ)(うま)(アワの長者(ちょうじゃ))

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Artist admin 댓글 0건 조회 549회 작성일 19-01-15 02:33

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 荒地(あれち)()てからやってきた、(しろ)(いち)(とう)(うま)
 (うま)(ひかり)(つつ)まれ、まぶしいほどの(しろ)さじゃった。

 (うま)は、ずっしりとよく(みの)った金色(きんいろ)のアワの()を、美味(おい)しそうに()べている。
 じっと()つめていると、(しろ)(うま)(きゅう)(くび)()った。
 口元(くちもと)からポーイと()んだアワの()は、空中(くうちゅう)でクルクルと()ってキラキラ金色(きんいろ)(かがや)きながら、(おとこ)(まえ)()ちてきた。

「あっ、(ゆめ)か、(ゆめ)! (なに)という(ゆめ)じゃ。(きん)のアワ。それに神々しい(こうごうしい)(しろ)(うま)(かみ)さまが(あらわ)れたあの荒地(あれち)は」

 (ゆめ)から()めた(おとこ)は、あの(しろ)(うま)()っていた荒地(あれち)は、自分(じぶん)一度(いちど)()ったことのある場所(ばしょ)だと気付(きづ)いた。
 (あさ)()るのを()ってさっそく()かけ、見覚(みおぼ)えのある、その荒地(あれち)にたどり()いた。

「ここだ、間違(まちが)いない。(ゆめ)場所(ばしょ)とおなじだ。・・・あっ!」
 (おどろ)いたことに、荒地(あれち)()てからアワの()をくわえた(ゆめ)()(しろ)(うま)が、(おとこ)()かって(ある)いてきた。
 そしてくわえていた、その(きん)のアワの()(おとこ)(わた)した。

「ああ、ありがたい。きっとこれは、この荒地(あれち)(たがや)して、アワをうえなさいという、(かみ)さまのお()げにちがいない」
 (おとこ)はそう(しん)じて、そこの荒地(あれち)(たがや)しはじめた。

 (はる)()って、(たね)をまき。
 (なつ)()りつけるお日様(ひさま)

 (はたけ)()いつくばって、せっせと(くさ)()った。

 (あき)になると、(おとこ)()えたアワの()(おも)(みの)り、あたり(いち)(めん)金色(きんいろ)(かがや)いて波打(なみう)った。
(だい)豊作(ほうさく)だ。
 それを()りさばいた(おとこ)は、たちまち大金持(おおがねも)ちとなって「アワの長者(ちょうじゃ)」と()ばれた。
 それから(なん)(ねん)()ったある(とし)

 (むら)はまた、ひどい()()にみまわれた。
 これまでにない(きび)しい寒波(かんぱ)(おそ)って、子供(こども)たちは(はら)()かして(さむ)さにおびえ、()きわめいた。
 (むら)(もの)(あつ)まって、相談(そうだん)した。

「アワの長者(ちょうじゃ)さまに、おねがいしてみるか」
「そうだそうだ、あそこの(くら)には、(やま)ほどアワでもなんでも仕舞(しま)()んである。むかしはわしらと(おな)貧乏(びんぼう)だった長者(ちょうじゃ)さまだ。(たす)けてくれるに(ちが)いない。」
 そう(はなし)がまとまると、(みな)して長者(ちょうじゃ)さまのお屋敷(やしき)()()けた。
 散々(さんざん)(とう)()げてお(ねが)いすると、それまで(だま)って()いていた長者(ちょうじゃ)さまは一言(ひとこと)大声(おおごえ)()した。

「うるさい! ()きとうない! アワは(いち)(つぶ)もない! 無断(むだん)(くら)()けたら、アワが()くて(あわ)()うぞ! わかったか! さっさと()()け!」
 (みな)(かえ)った、その(よる)のこと。
「こら、(ひと)屋敷(やしき)()(かべ)(なに)ということをする!」

 (むら)(しゅう)は、(かべ)から、床下(ゆかした)から、(ところ)かまわず、(かく)()んだアワをガリガリこさぎだした。

 長者(ちょうじゃ)は、(むら)(しゅう)がやることは(こう)がしれてるとたかくくって(ねむ)()んだ。
 カリカリカリ、カリカリカリ
 (おと)は、(くら)から()こえてきた。
「なんじゃ、なんじゃ、(むら)盗人(ぬすびと)だな!」
「あわわわわああ!」
 長者(ちょうじゃ)()(うしな)って、へたり()んでしまった。

 カリカリカリ、カリカリカリ
 (いそが)しくアワを()べていた(なん)(まん)(ひき)ものネズミたちが、(きゅう)(しず)かになったと(おも)うと、いきなり、どっーと(おと)()てて、

 (くら)御殿(ごてん)のようなお屋敷(やしき)も、もろとも(くず)()ちた。

 ()(のぼ)土煙(つちけむり)(おさ)まると、廃墟(はいきょ)となった広場(ひろば)(なん)(まん)というネズミたちが、ひとかたまりに(あつ)まった。
 そうして(ひかり)(つつ)まれ、金色(きんいろ)のアワの()をくわえた(しろ)(うま)姿(すがた)(あらわ)した。

 やがて(しろ)(うま)は、前足(まえあし)をそろえ、()るように(たか)()げると、ゆっくりと(そら)()けのぼっていった。

「ああっ、あの(しろ)(うま)(ゆめ)(なか)(かみ)さまの(うま)だ。」
 (ひと)(くる)しみをかえりみなかった長者(ちょうじゃ)は、(すべ)てをなくして、やっと自分(じぶん)(おろ)かさに気付(きづ)いた。
(あわ)()った長者(ちょうじゃ)」は改心(かいしん)して、(みな)(のこ)ったアワを()けあった。

 それからというもの(おとこ)は、(むら)(みな)とせっせと荒地(あれち)(たがや)し、(たす)()って仲良(なかよ)()らしたんだと。

 めでたし、めでたし。

おしまい

※ このお(はな)しは(ふく)(むすめ)童話(どうわ)(しゅう)の「アワの長者(ちょうじゃ)」を(もと)に、ラジオNIKKEI(さま)主催(しゅさい)全国(ぜんこく)10都市(とし)横断(おうだん) (おや)()のトークライブショー (だい)10(かい) 常田(ときだ)富士男(ふじお) 民話(みんわ)世界(せかい)配布(はいふ)(よう)CDに収録(しゅうろく)された朗読(ろうどく)で、朗読(ろうどく)(しゃ)は「まんが日本(にっぽん)むかしばなし」のナレーターで有名(ゆうめい)常田(ときだ)富士男(ふじお)さんです。



원본:

 荒地の果てからやってきた、白い一頭の馬。  馬は光に包まれ、まぶしいほどの白さじゃった。  馬は、ずっしりとよく実った金色のアワの穂を、美味しそうに食べている。  じっと見つめていると、白い馬は急に首を振った。  口元からポーイと飛んだアワの穂は、空中でクルクルと舞ってキラキラ金色に輝きながら、男の前に落ちてきた。 「あっ、夢か、夢! 何という夢じゃ。金のアワ。それに神々しい白い馬、神さまが現れたあの荒地は」  夢から醒めた男は、あの白い馬が立っていた荒地は、自分が一度行ったことのある場所だと気付いた。  朝が来るのを待ってさっそく出かけ、見覚えのある、その荒地にたどり着いた。 「ここだ、間違いない。夢の場所とおなじだ。・・・あっ!」  驚いたことに、荒地の果てからアワの穂をくわえた夢で見た白い馬が、男に向かって歩いてきた。  そしてくわえていた、その金のアワの穂を男に渡した。 「ああ、ありがたい。きっとこれは、この荒地を耕して、アワをうえなさいという、神さまのお告げにちがいない」  男はそう信じて、そこの荒地を耕しはじめた。  春を待って、種をまき。  夏、照りつけるお日様。  畑に這いつくばって、せっせと草を取った。  秋になると、男の植えたアワの穂は重く実り、あたり一面金色に輝いて波打った。 大豊作だ。  それを売りさばいた男は、たちまち大金持ちとなって「アワの長者」と呼ばれた。  それから何年か経ったある年。  村はまた、ひどい飢饅にみまわれた。  これまでにない厳しい寒波が襲って、子供たちは腹を空かして寒さにおびえ、泣きわめいた。  村の者は集まって、相談した。 「アワの長者さまに、おねがいしてみるか」 「そうだそうだ、あそこの蔵には、山ほどアワでもなんでも仕舞い込んである。むかしはわしらと同じ貧乏だった長者さまだ。助けてくれるに違いない。」  そう話がまとまると、皆して長者さまのお屋敷に詰め掛けた。  散々頭下げてお願いすると、それまで黙って聞いていた長者さまは一言大声を出した。 「うるさい! 聞きとうない! アワは一粒もない! 無断で蔵を開けたら、アワが無くて泡食うぞ! わかったか! さっさと出て行け!」  皆が帰った、その夜のこと。 「こら、人の屋敷の土壁に何ということをする!」  村の衆は、壁から、床下から、所かまわず、隠し込んだアワをガリガリこさぎだした。  長者は、村の衆がやることは高がしれてるとたかくくって眠り込んだ。  カリカリカリ、カリカリカリ  音は、蔵から聞こえてきた。 「なんじゃ、なんじゃ、村の盗人だな!」 「あわわわわああ!」  長者は気を失って、へたり込んでしまった。  カリカリカリ、カリカリカリ  忙しくアワを食べていた何万匹ものネズミたちが、急に静かになったと思うと、いきなり、どっーと音を立てて、 蔵も御殿のようなお屋敷も、もろとも崩れ落ちた。  立ち上る土煙が収まると、廃墟となった広場に何万というネズミたちが、ひとかたまりに集まった。  そうして光に包まれ、金色のアワの穂をくわえた白い馬が姿を現した。  やがて白い馬は、前足をそろえ、蹴るように高く上げると、ゆっくりと空へ駆けのぼっていった。 「ああっ、あの白い馬、夢の中の神さまの馬だ。」  人の苦しみをかえりみなかった長者は、全てをなくして、やっと自分の愚かさに気付いた。 「泡食った長者」は改心して、皆と残ったアワを分けあった。  それからというもの男は、村の皆とせっせと荒地を耕し、助け合って仲良く暮らしたんだと。  めでたし、めでたし。おしまい※ このお話しは福娘童話集の「アワの長者」を元に、ラジオNIKKEI様主催の「全国10都市横断 親と子のトークライブショー 第10回 常田富士男 民話の世界」で配布用CDに収録された朗読で、朗読者は「まんが日本むかしばなし」のナレーターで有名な常田富士男さんです。
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